家族やお友達と車で出かける日帰り旅行はとても楽しいですよね。しかし、長距離運転になる場合は、とても疲れてしまうものです。そこで今回は、長距離ドライブによる日帰り旅行を少しでも疲れにくくする工夫についてご紹介したいと思います。
プランニングの仕方に工夫を!
まずは、旅行前にプランを立てると思いますが、その時にも工夫が大切です。
予め長時間ドライブになることがわかっている場合は、必ず休憩のタイミングを考えておきましょう。目安としては、2時間毎に小休憩を挟むと良いでしょう。
特に高速道路を長時間走る場合は眠気を感じやすいため、安全のためにもサービスエリアの場所を事前に確認しておくと安心ですね。高速道路以外でも、少しでも眠気を感じたら、迷わず仮眠を取るようにしましょう。
次に、日本には日帰り温泉と呼ばれるものが全国に点在しています。温泉とその土地の名産物がセットになっているため、日帰り旅行の際にこれを利用しない手はありません。
長距離ドライブをした後、夕方に日帰り温泉に浸かってすっきりし、それからその土地のおいしいお料理を食べて帰る、というのはいかがでしょうか。日帰り温泉施設にはたいていレストランが併設されているため、ぜひ利用してみてくださいね。
さらに、長距離ドライブにぴったりなアプリなどもたくさんありますので、そういったものを利用するのも良いでしょう。
快適な運転のための工夫とは?
- シートの位置を調節しよう!
長距離ドライブでも疲れないためのポイントの1つに、シート位置の調節があります。シートの位置を調節することによって、自分が運転する際の楽な姿勢を見つけられるはず。理想の位置とされているのは、アクセルを踏んだ時に軽くひざが曲がる程度の位置です。日頃から自分が楽だと感じる位置で運転する習慣をつけておきましょう。
- ハンドルは楽な位置で握ろう!
長距離ドライブでも疲れない運転のための2つ目のポイントは、ハンドルは楽な位置で握るということです。
自動車教習所などでは、ハンドルを持つ位置は10時10分のところだと教わった方も多いのではないでしょうか。しかし、この位置でハンドルを持つと、人によっては肩が少し上がりますので、肩が凝ってしまい、短時間のドライブでも疲れやすい場合があります。自分の腕全体が疲れにくくなる位置を見つけて、ご自身にあった持ち方で運転しましょう。
- 好きな音楽をかけてドライブを!
長距離ドライブでも疲れない3つ目のポイントは、好きな音楽をかけながらドライブすることです。好きな音楽を聴きながらドライブすると、運転することがとても楽しく感じるはず。疲れた時にリフレッシュできるように気分がアップする曲を用意しておきましょう。
- おやつを食べよう!
その他、長距離ドライブでも疲れにくくするためのポイントには、おやつを食べることも挙げられます。
ドライブ中のおやつは、気分がリフレッシュでき、疲れを軽減するためにも非常に重要です。オススメのおやつは、チョコやキャンディなどの甘いもの。チョコレートには脳をリフレッシュする効果があるとも言われています。疲れてきたな、と感じたら、適度におやつを食べるようにしましょう。
ロングドライブの必需品とは?
ロングドライブの際、現地へ愛車を駐車し、自分の足で観光地を回ったりするケースも多いのではないでしょうか。歩く距離が長くなることが想定される場合、たとえば、灯台や岬を回る際には、車では不便な場所もあるため、折りたたみ自転車を積んでおくと、行動範囲が格段に広がり大変便利です。
- 車用の充電器
スマホのナビアプリなどはドライブの際に便利ですが、電池がなくなってしまうと困りますよね。車の中でUSB充電ができれば、ドライブ旅行の際に非常に便利です。シガーソケットに差し込むタイプの充電器だと手軽に車内で充電できますので、ロングドライブの必需品と言っても良いでしょう。
- クッション、ブランケット
上でも述べたように、長距離ドライブの際、急に眠気がやってきたら、すぐに仮眠をとることをおすすめします。
フルフラットにできる車の場合、ロングタイプのクッションを敷いておいたり、ブランケットがあれば、いざという時にゆっくり休めるのでオススメです。長距離ドライブをする際の安心感が違いますよね。
長距離ドライブの前にはしっかり休息を
長距離ドライブの前には何よりしっかり睡眠をとっておくことが大切です。教習所で教わることでもありますが、交通事故のほとんどは操作ミスではなく、認知と判断ミスが原因なのです。疲れた状態は認知力や判断力を低下させる大きな原因となります。
長距離ドライブに出発する際には、無理のないプランニングで、快適なロングドライブを楽しんでくださいね!